
私たちは自分を変えたいと望んでいます。もっと積極的な自分になりたいとか、明るく人づき合いが出来るようになりたいとか人さまざまに望みを持っています。話し方教室の方たちの中には、いつの間にか積極的になったとか、人と交わるのにものおじしなくなったとか、あるいはかってはなにもする気が起こらなかったのに、今は積極的に読み聞かせのボランティアをやれるようになったとか言われる人たちがいます。
何がこの人たちを変えたのでしょうか。
人前で落ち着いて話が出来るようになった自信も大きな要因でしょう。でもまだ人前で話をするのは自信がないのに、いつの間にか積極的な自分に気がついてる人もいます。
自分が変わる、その本質的な要因は自分を表現する・・・ここにあるように私には見えます。
私たちを取り巻く人たちの中には、自分の気持や思いを躊躇なく語れる人もたくさんいます。でもさまざまな立場や環境、それに性格などで自分をあまり語らない人も見受けられますね。人づき合いで余計な波風を立てたくないという思いであったり、目立たないように生きるのが当たり前のようになり、自分の心を押さえ込んでいることさえ気がつかなくなっている人もいます。
実は、この
自分の気持や考え、思いを表現しないことが、自分の中から積極性を失なわせる重大な原因になっているように思えます。
人は表現するように生れついているのです。人は自分を語れば生き生きとしてきます。自分の思いや考え、気持をすなおに語る、そしてそのままの自分を表す・・・この時、人は無理のない楽な自分を発見し、そして変わります。